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2009年10月24日土曜日

「悩む力」を読みました

著者の姜尚中さんは、過去に軽いうつ状態になったことがあるそうで、その親近感と題名に惹かれて読みました。

うつ病になって暫くは、解決できない悩みに果敢に立ち向かい、悩み倒して落としどころを見つけていくことの先に出口があると考えていました。
しかしそれはキツイ作業で、悩む時間が長いほど体調も悪くなりました。

そんな理由と「マインドフルネス認知療法」という本の出会いから、同じことで何度も悩むことを止めるようにしていました。
悩むことを意識的に止めたことと、リフレックスなどのおかげで最近の体調の良さがあるように思っています。

そんな中、この「悩む力」と言う本は、悩むことを肯定しています。
「自分は何のために生きているのか」「仕事は何のためにするのか」などは、簡単に答えがみつからない問いだと思いますが、それらに真剣に考えてその意味を確信することが生きる力になると。

この本を読んで、体調が良くなってきたいま、もう一度悩んでみようかと思いました。
著者も言うように、生きる意味を確信できれば新境地が開け、うつにならないと思います。

リハビリが必要なので、身近な小さな悩みからはじめて、体調をケアしながら進めようと思います。


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2009年10月20日火曜日

マインドフルネス認知療法

今年の夏に「うつ病の再発防止」というキーワードで探していたら、この本にめぐり合いました。

認知療法といっても、出来事の捉え方や考え方を変えてストレスを減らそうとする一般的な認知療法とはまったく違うものです。

少し前の話ですが、森八としては調子の安定にかなり効果があったので紹介します。

この本では、うつ病が再発する原因は「ネガティブな考えを反すうするという心の持続的なパターンが放置されることで、気分が更に落ち込み、最終的に再発に至る」「このパターンからすばやく離れることが、再発防止になる」という説を唱えています。

これは、ズバリ森八でした。
何回考えても解決しないのに、悪い仮説を立てたり、嫌な出来事を悔やんだりしていました。何度も何度も。。。
むしろそうやって悩まないと抜け出せないと思っていました。
この点が否定されたことが一番衝撃的なことでした。

この考え方から、

  • ネガティブな思考パターンに気づく方法
  • その思考から抜け出す方法

についてのエクササイズの紹介が、この本の大部分を占めています。

ネガティブな思考パターンから抜け出す方法として、深呼吸が紹介されていました。

森八の場合憂鬱になると、胃がムカムカしてきます。
なので鼻から新鮮な空気を胃に注ぐように吸い、胃にあった濁った空気を吐き出します。
それでもネガティブ思考が消えなければもう一度やります。
ネガティブ思考が消えるまで、10回でも100回でもやるそうです。

深呼吸は、いつでも、どこでも、ただで出来るのでお奨めです。
うつの波が来そうなときはもちろん、倦怠感が強いときや、外出して緊張したときなど深呼吸するだけで不思議と楽になります。

森八の場合、この深呼吸でかなり波が小さくなりました。憂鬱さや倦怠感は完全に消えませんでしたが、確実に楽になりました。
これが今年の夏の出来事です。そして秋にリフレックスを服薬し始め憂鬱さと倦怠感も気にならなくなってきました。

少し高い本で、説明がかなり冗長ですので、興味のある方は図書館をお奨めします。
上記の説明以上の内容は無いかも?  ですが、効果があったので十二分に元がとれました。




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2009年10月12日月曜日

「職場のうつ新版」を読みました

「職場のうつ新版」を本屋で見つけたので立ち読みしました。

実はこの本の初版を購入して読んでいます。
初版と比較すると、新型のうつ病や最新の治療法についてアップデートされているだけで目新しさはありませんでした。

初版を読んだときは約一年前です。
そのころは、うつ病から社会復帰できた方の成功事例や会社側の対応、自立支援などの公的制度など、これまで読んだうつ病の本には無い内容が盛りだくさんで、何度も読み返したのを覚えています。


しかし、かなり回復してきたいま、この本を評価すると「それほどでも無かった」という印象です。
うつ病について知識のほとんど無い方が、幅広い知識を手っ取り早く得るには良い本だと思うのですが、本人が一番知りたいのは”どうすれば早く治るか”ということだとすると、この本は誤解を招くような気がします。

特に復職支援プログラムの成功事例に多くのページを割いている点は、あたかも(職業訓練まがいの?)復職支援プログラムを受けないと社会復帰できないかのような誤解を与えかねず、事実うちの家内も復職支援カブレになり何度も口論になりました。

復職支援プログラムを受けるメリットは十分あると思いますが、うつ病になると以前のように活動できなくなりますが、回復してくれば、以前と同様に活動できると思うのです。自信も自然と戻ってくると思うのです。
事実、森八はそれを日々感じています。

少し体調が回復してきたら、しんどくても復職支援に通い始める。
なんとか無遅刻無欠席でプログラムを終えた実績を自信に復職するというのは、折角の休職期間を無駄にしているように思えてなりません。
どうせなら、自分が楽しいと思える講座(料理教室とか陶芸教室なんか)に行った方がよっぽど回復の糧になるように思います。

というわけで、初版は購入したのですが、今回の新版は立ち読みで済ませてしまいました。


2009年10月7日水曜日

「空気の研究」を読みました

台風接近中につき、今日は外出をやめにして「空気の研究」という本を読みました。
空気とはKY(空気よめない)の空気のことです。

著者は、空気というのは日本人独特の概念で、この空気があらゆる理論や主張を越えて絶対権力を持って人々を拘束すると述べていて、戦艦大和の特攻出撃の決定などを事例として掲げています。


振り返ると、森八の周りでも空気が支配して物事を決定させるような事例はいくつもあったように思います。
言い換えれば、場の雰囲気なのでしょうか、反論があっても発言が許されないような感じを何度も経験しました。
KYが流行語になるほどですから、日本人なら皆経験のあることでしょう。

それにしても、誰でもなく空気が物事を決定してしまう日本文化。
空気の決定に従って行動する日本人。
おそろしいです。

2009年9月28日月曜日

「不動心」を読みました

2日続けて読書感想です。

ヤンキースの地区優勝で話題の松井秀喜選手の本です。

ご存知のとおり松井選手は、左手首骨折という選手生命を脅かす大怪我のあと、今シーズンは膝の故障から出場機会に恵まれない状況下で、なかなか思うようなバッティングが出来ませんでしたが、今月は絶好調!今日もチームを地区優勝に導く貴重な一打を放ちました。

この本では、松井選手が苦難や失敗と向き合う「心の構え」について書かれています。

膝を痛めたとき彼はこの怪我と付き合っていく覚悟を決めたそうです。
自分がどこまで現役選手としてやっていけるかは、この持病といかに付き合っていくかにかかっていると悟り、だからこそ体を大切にし、節制し、鍛えて試合に臨んでいるそうです。

スランプのときには、状態が良いからといって結果が出るとは限らないし、逆に悪いからといって打てないとも限らない、たまたまで野球はそういうものだと割り切るそうです。
そんなときでも、打撃に対する自分の根本的な考え方や取り組み方は決して変えないそうです。
結果が出なくても思考やスタンスがブレないように日ごろから自分の根幹の部分を鍛えることが重要だと。。。。


森八は松井選手の体験を、うつ病や自分の仕事に置き換えて考えました。

調子の悪いときは、とかく他人のスタイルや成功に目移りし、そうでない自分を疑ったり責めたりしていました。
うつ病になり易い性格とうまく付き合いながら、ストレスで自分を見失わない「不動心」を身につけたいです。


2009年9月27日日曜日

「辞めるな!キケン!!」を読みました

転職か、それとも今の会社に居座るかと悩み、この本を読みました。

多少オーバーでは?と思える例えもありましたが、1%の勝ち組であり続けるために不毛な出世競争や過労死寸前まで働くより、99%の負け組みでよいから精神的な豊かさを求めた人生にシフトしたほうが良いのでは?というのか著者の提案です。

正社員であればたとえ負け組みであっても正社員で居続けられれば、そのような生活は十分可能だしよほど人間らしいと。。。。


金や出世を目標に仕事をしてきたわけではありませんが、負けず嫌いの森八にそのような傾向はあったと思います。麻痺していたのかも知れません。

転職や独立は夢のある話のように聞こえますが、その道は著者の言うとおり失敗の方が多かったり、精神的な豊かさとは逆行する結果に陥りやすいようにも思います。

いま森八にとってベストな選択は、歯痒くても今の会社に復職し、そこで働き続けるのがどうしても困難な場合に転職かな。。。。。