2010年2月21日日曜日

産業医面談

金曜日に産業医面談を行いました。

復職後2ヶ月間は制限勤務(残業、休日出勤、出張無し)という産業医の指示でしたが、
復職して一ヶ月目に面談してこの条件を延長するか短縮するかを調整することになっていました。

一ヶ月間体調も良く出勤することに関しては自信がついてきた。
ただ仕事らしい仕事はしていないため、その点に関しては不安であると伝えました。

そして制限勤務に関しては、解除してほしいと伝えました。
理由は2つあって、1つは体調がよいこと(しばらくは負担の少ない今の状態が続くという予想もありました)。
もつ1つは、勤務時間が短いために給料を3割ほどカットされています。
この点に関しては最初は当分仕事が無いだろうから仕方が無いという思いと、復職したばかりで異議を申し出にくかったことから受け入れていましたが、やはり納得が行かない思いでした。
負担が少ないとはいえ、今の仕事では皆と同じように働けていると思うからです。

この申し出はすんなり受け入れられました。
状態が悪くない限り、本人が申し出れば受け入れられるようです。

最後に産業医から「復職が順調な様子ですが、何が良かったとおもいますか?」という質問を受けました。
「医者もこういう事が聞きたいのだな」と思いました。
カウンセリングとリフレックスという薬が効いたことは、前回の面談で話していたので、
「それに加えて言うなら、自分が納得行くまで休職できたこと」を伝えました。
焦る気持ちや人事部長からの退職勧奨などアゲンストな状態でしたが、貫けたことが一番良かったのかも知れません

そのあと産業医が「私の役目はこれで終わりです」と言って握手を求めて来ました。
面白い産業医です。

しかしホントに制限勤務を解除して良かったのかな?
給料は少ないとはいえ、楽な条件のままのほうが良かったかも知れない。
そんな迷いは有りますが、いまさら考えても仕方の無いことです。
無理せず、ゆっくり行きたいと思います。

2010年2月15日月曜日

挫折

オリンピックで4位に終わったモーグルの上村愛子さんのブログを見ました。

挫折と言ったら失礼でしょうか。
「なんで、結果は残せないんだろう」
「答えのない答えは考えないほうがいいのか。もしくは、開き直ったら楽になれるのか」
そんな言葉が続きます。

私もうつ病で長期間休職したことは、挫折の1つだったと思います。
それまでの社会人人生は、どちらかといえば順風満帆で会社の中でもエリートコースにある一人だったと思います。
それがうつ病で一年以上休職して会社からは退職勧奨される扱い。
復職しても、どこかよそよそしい視線を感じます。

上村愛子さんと並べて話をするのも変ですが、彼女のブログを見てそんな自分のことを想いました。
そして彼女のブログのとおり「現実を受け止めてまた歩いていく」それしかないと。

自分の場合ではなかなか切り替えが出来ませんが、他人の場合は「悩んでいても仕方ないじゃん」と
他に選択肢が無いほどに思えるから不思議です。

一流のアスリートはメンタル面も一流ですね。
不動の人気を博している選手にはドラマがつき物だと思います。
挫折は一流の条件なのかも知れません。

2010年2月10日水曜日

誰にでもあること

もうすぐ復職して一ヶ月になります。
おかげさまで無事に過ごせています。

ですが時々「これはうつの前兆ではないか」と思うこともあります。
集中できないとき、妙に緊張したとき、昨日より体調が悪いなと思うとき。。。。

そういう時「これは誰にでもあること」と考えると妙に落ち着きます。
誰にだって集中できない時や雑念が邪魔するときがあるし、苦手な人の前では緊張するものだし、体調の悪い日もある。
不安の無い人も居ないと思います。
個人差はあると思いますが、私の場合は健康なときでもあることです。
なので自分にとっては異常では無い訳です。この性格ですから。

体を大切にする心がけは必要ですが、何でも再発の前兆と結びつけるのは逆効果ですね。