2010年1月31日日曜日

復職して半月経過しました

復職初日の記事を掲載してから半月が経過しました。
調子に大きな変化は無く予想より順調に過ごせていると思います。

半月の間を振り返って、良かったことと悪かったこと(残念なこと)を書いてみようと思います。

●良かったこと
予想通り仕事を与えられない日々が続きましたが、席の近くに同じ立場で以前から仲の良い友人が居ました。
そのAさんは昨年の仕事で上司に悪い印象を与えてしまい、減給されたそうです。
私も経緯は違いますが、私もこれまでの勝ち組コースから反れてしまったという意味でAさんとは妙に話が合います。
一緒にお昼ご飯を食べたり、飲みにも何度か行きました。
Aさんが居なければ、出社して一言も喋らないまま帰宅する生活になっていたかも知れません。
その他、何人かの友人も温かく(普通に)接してくれます。
これは元の会社に復職して良かったなと思えることです。

もうひとつ良かったことは、2週間ほど何の指示も無く放置された後に、あるドキュメント作成の仕事が与えられました。
上司が仕事を探してくれたのではなく、以前仕事を一緒にしたことがある後輩が、暇そうな私を誘ってくれました。
期間は一ヶ月程で数名のチームで行う仕事ですが、私の専門分野の経験も活かせそうだしハードルも高くないので、復職一発目の仕事には丁度良いと思います。
最初の打ち合わせで「私はいま故障者リストに入っているので、18時までしか仕事ができない」と告げると、快く承諾してくれました。
これも人脈のある元の会社に戻って良かったと思えることです。


●悪かったこと・残念なこと
復職二日目に上司と面談をしました。復職初日に挨拶をして無愛想だったあの上司です。
面談は一対一で行われました。彼は終始偉そうというか私を見下した態度です。
「休職中は何してたの?」
「読書や調子の良いときは散歩や家事をしていました」
「ふーん」
こんな会話の後、私の処遇についての話題に移りました。これが本題だったのでしょう。
「森八さんは一年以上休んでいた。復職して以前のままの役職にするという考えもあるが、その役職に森八さんが戻るとバランスが悪い」
と言われました。
役職は下げて貰ったほうがやり易いだろうと思っていましたが、上司の態度に嫌悪感を覚えました。
高飛車な言い方と、私の意見を聞こうともしません。
もともと降格は覚悟していたし、彼のために仕事をしたいとも思いませんので、これ以上彼に腹を立てるのは辞めました。
彼にペースを乱されるのも馬鹿馬鹿しいですし。。。。

他にも彼と同じような態度の人はいますね。
ですが、やり過ごすのが一番のように思います。
彼との面談の後、正直2,3日は思い出す度に気分の悪い思いをしましたが、やはりやり過ごすのが一番です。
そう思わせておこうと思いました。


良いこと、悪いことはこんな感じです。
とにかく、周りにペースを乱されないこと、自分で勝手に完璧を求めたり罪悪感や劣等感を育てて自滅しないこと。
これに注意して過ごすようにしています。

2010年1月20日水曜日

復職しました-復職初日の出来事-

安定剤を飲んで気持ちが落ち着いたのは、プラセボ効果かも知れません。
とにかくこの機を逃さず復職の不安は考えないように心掛けました。
不安が頭をよぎると「会社に行くだけなら何とかなる。行って駄目ならその時考えよう」と言い聞かせ、そこで大きく深呼吸して雑念を振り払うようにしました。

復職の前日は"元気"ではありませんが、それほど落ち込みも無く過ごせました。
翌日は10時から人事部長と面談です。
早めに就寝したせいか、緊張のせいか、目覚ましが鳴る前に目が覚めました。
そわそわした気持ちで支度を整え、余った時間はタバコを吸い続けました。

会社に着いたのは10時少し前、ダイヤの乱れで予定していた電車に乗れませんでしたが、開き直っていたのか落ち着いて会社に到着でしました。

休職中に退職をしつこく勧めてきた苦手な人事部長でしたが、嫌味を言われる事も無く事務的に進行しました。
面談の内容は、
・休職前の処遇で当面の勤務時間は9:30~18:00とするが、その場合所定の勤務時間に満たないのでその分給与を減額する。
・産業医面談を実施して、軽減勤務の制約が無くなれば裁量労働制となり減額は無くなる。
というものでした。
少し疑問に思う事もありましたが、労働上の制約がついているし、当面仕事も無いでしょうからこの件を承諾しました。

人事面談の後、人事部長に連れられてオフィスの執務エリアへ向かいました。
休職中「二度と戻る事はないかも知れない」と思っていた緊張する場所です。
休職直前の嫌なイメージのまま時間が止まっていた空間。

人事部長に連れられるまま通用口のドアを開けると、ちょうど休職前に仕事をしていた上司が2名話をしているところでした。この2名は人として尊敬は出来ないが、そういう立ち振る舞い方をしないとこの会社で生き残っていけないのかな?と考えさせられる二人です。

「長い間ご迷惑をおかけしました」そう言って近づくと相手は戸惑った様子で「その辺の席に適当に座って」「以前の荷物は○○さんのところに行けば有るから」。。。。。

以上!
なんと事務的なもだろう。そう思いましたがあまり話もしたく無いので"その辺"に座りました。
そこは不景気や仕事の切れ目で当座の仕事が無い人たちが一時的に集められる場所です。
当分この場所が指定席になりそうです。

復職初日は人事面談の後、ほとんどこの席で時間を潰しました。
何人かと話はしましたが、相手が遠慮しているのか戸惑っているのか長い話にはなりません。
「ご無沙汰です」とか「ご心配おかけしました」とかで済んでしまいます。
こちらとしても、その方が楽なので有り難かったです。

復職初日はそうして18時を迎えて退社しました。

休職中の苦しみを考えると上出来でした。
一日を通して調子が悪くなる事もなかった。
とにかく出社できたし、問題なく初日を終えられたのだから。

2010年1月16日土曜日

復職しました-復職前の不安-

随分と更新が滞りましたが、1/13に復職を果たして何とか無事第一週が終了してホッとしているところです。

13日という日付は人事側の都合で決まりました。
社内手続き上、産業医面談の後は人事部長と面談をして、最終的に会社が復職を許可する手順です。
この人事部長との面談の日程が13日になったという事です。

復職の1週間前ぐらいから調子が下降して来ました。
緊張と不安から復職の悪いイメージが頭から離れません。
タバコの量が増え、イライラして胃の調子も悪くなってきました。
「またうつ状態に戻ってしまったのか?」そんな思いが頭をよぎります。

なんとか打開したいと思い森田療法の本を読み始めました。
「誰しもが不安を抱えながら生きている」
「怖いと感じるのは自然な事、そのことにとらわれていると不安はますます強くなる」
そんな事を再認識して自分をなんとか落ち着かせようとしましたが、調子は戻りません。
森田療法に「恐怖突入」という治療法があります。
どんなに不安でも、その不安に向かっていけば不安は克服されるという考え方です。
「体調が悪くてもとにかく出社してみよう。そうすれば調子が良くなるかもしれない」
早く復職日が来て欲しい。でも復職は怖い。不安と緊張は消えません。

そんななか、駄目もとで抗不安薬のユーパンを飲んでみました。
半年ほど前、まだうつ状態が続いていた頃に処方されたのですが、効果が無かったので余っていた薬です。
そうすると、不思議な事に気分が落ち着いてきました。
「これなら出社できそうだ」そう思えたのが復職日の2日前のことです。

記事が長くなりました。
続きは次回。

2010年1月3日日曜日

大吉

あけましておめでとうございます。

例年通り、実家の近所の神社で初詣をしておみくじを引きました。
昨年は末吉だったと記憶しています。
今年は大吉でした。

おみくじ自体あまり気にしない性格なのですが、今年は大吉。
現金なもので、げんを担ぎたくなります。

おみくじをじっくり読むと興味深いことが書かれていました。


運勢:「一時はあぶないが再生しやがて、安心できる運です。なにごとにも正直に他人をうらまず仕事にはげむことです」

教え:「過ちを言い訳する心が過ちをくりかえすことになる」

病気:「重くはありません。なおります」

背筋が伸びる思いです。
良い年にしたいものです。

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