2010年7月6日火曜日

自分のスタイル

ひさしぶりの更新です。

報道ステーションで宮里藍選手の特集をやっていました。
今シーズン米ツアーで快勝を続け、一時は世界ランク1位になった彼女ですが、それまでの4年間は引退を考えるほどの挫折の日々だったそうです。

ティーショットの飛距離のでないことを欠点と考え、その克服に肉体改造など様々な努力をしたそうですが、現在では飛距離を伸ばすことは考えていないし、努力もしていないそうです。

”ショットの正確さが自分の持ち味”であることに気づき、2打目を打ち終えた時には飛ばし屋のライバルよりもピンのそばに着けていることが、今年の快進撃の理由になっています。

他人と比べて、自分に足りないところを克服することも大切ですが、自分の持ち味を理解して更に磨きをかけていくことの方が、平凡より個性が求められる今の時代には必要なことだと思いますし、自分を大切にすることにもなると思います。
本物の"自信"というのは、こういうことなのでしょうね。

私も最近は、以前に比べて随分と他人が気にならなくなりました。
おかげで、安定した生活を過ごせています。

会社という組織に属していると様々な"常識"というありかたに振り回されがちです。
「こうするべきだ」とか「XXが出来なければならない」ということを他人から指摘されたり、自分で思ったり責めてみたり。
ですが、この手の"常識"は理想化された一般論のようなもので、決して自分のスタイルに合っているとは限りませんね。
他人の真似をしていても所詮その他人を超えることは出来ないですし。

短期的には今の仕事を無事に終えることかも知れませんが、長期的には人生を満足して終えることだと考えると、目の前の"常識"に振り回されるよりも、自分のスタイルを見つけて磨きをかけていくことを、もっと大切にしていくべきですね。

2010年5月23日日曜日

森田療法

前回の記事のとおり、先週の土曜日は残念な過ごし方をしてしまいましたが、今回はとても気持ちの良い土曜日を過ごすことができました。

9:30頃に布団から出て、ついつい空腹のままタバコを5本吸ってしまい、いつもの不安君が登場して悪いサイクルに入りそうでしたが、子供の相手をしていると活動意欲が湧いてきて、昼前に子供と外出して夕方までショッピングセンターなどで過ごし、妻に替わって夕食も作りました。

先週との違いはちょっとした気分転換のように思います。

最近、森田療法に再び関心をもつようになりました。
森田療法に「精神交互作用」という言葉賀あります。
「ある感覚に対して、過度に注意が集中すると、その感覚はより一層鋭敏になり、その感覚が固着される」というものです。
私の場合、「不安に対して繰り返し付き合っていると、どんどん引き込まれて抜け出せなくなる」という事と理解しています。

森田療法ではその対処法として「あるがまま」という姿勢を勧めています。
「気分や感情は、天気と同じように自分でコントロールできるものではないので、不安な感情や症状はそのままにして、今日すべき仕事や目の前にある家事などを気分や感情にとらわれずに行う」
というものです。

症状が重いときは、簡単に切り替えられませんが、今日のように早めに「あるがまま」ができれば良いわけです。
低空飛行のときは注意して、切り替えたいものです。

私の場合、まずは朝が鬼門のようです。
明日は朝から天気が悪そうなので、特に気をつけたいと思います。

2010年5月18日火曜日

一難去って。。。。

前回の記事の後、しばらく調子の良い日々が続いていましたが、土曜日からやや調子を崩しています。

土曜日です。休日にやってしまいました。
土曜日はいつも昼ごろまでゴロゴロするのですが、つまらないことを考え始めてしまいました。
「今の仕事が順調に終わるだろうか?」という漠然とした不安です。

実際のところスケジュールは若干遅れているのですが、数名のチームでやっている仕事だし、自分がリーダでもなく、自分の担当領域が遅れている訳でもないのです。
本当に漠然とした不安です。
不安が不安を呼ぶ悪循環。
そして空腹のままタバコが増え、胃の調子が悪くなりました。

体調が悪いので、憂鬱になるという悪循環。
憂鬱で何もしない。タバコが増える。体調が悪くなる。
悪循環。

今は不安は消えているのですが、体調の悪さが残っていて、そこから憂鬱さが出て来ているようです。

以上が、今回調子を崩している自分なりの分析です。

そして教訓!
①考えても仕方の無い不安には付き合わない
付き合うと、悪いスパイラルにはまって抜け出せなくなる
さっさと気分転換して別のことをする(そうすれば忘れる)
②体調が悪いと憂鬱になる
当たり前ですが、そのことを自覚して憂鬱を深刻に捉えない。
同時に、体調管理は大切だと思いました。
風邪をきっかけに悪いスパイラルにはまって抜け出せなくなる事も十位分考えられます。
そういえば、私の会社で同じくうつ病で休職した方のきっかけは、インフルエンザでした。
インフルエンザの休みが、いつのまにかうつ病の休職になってしまったそうです。
タバコの吸い過ぎがきっかけなんて、以ての外ですね。

2010年4月24日土曜日

復活?

辛かった今週を乗り切ることができました。

月曜からしんどい状態が続き、水曜日に持ち直したと思えたのですが、木曜日は最悪でした。
それが嘘のように金曜日は朝から好調でした。

今朝も早起きしてしまいましたが、睡眠不足でも5時間程は寝ているせいか、日中眠くなることは無いので気にしないことにしました。

それにしても、今日の好調はやや手ごたえを感じています。
きっかけは木曜の帰りの電車で読んだこの記事です。

金銭・名誉・出世などへのこだわり、他人からの評判を気にする神経症性、表面的な人間関係にとらわれたり孤独を恐れたりして群れようとする傾向、無批判な組織への忠誠心、成果主義に振り回されて効率を追い求める非人間的環境、等々への疑いや幻滅が次第に明瞭になり、そこから離脱したまったく別種の価値が見出されるようになっていくのです。
<中略>
つまり「うつ」は、現代における重要な覚醒の契機の一つと見ることができるのです。


これは、私が休職中に読んで回復の手がかりを掴んだ連載の抜粋で、携帯電話のメモ帳に書き写していたものです。
(この筆者である泉谷先生の「普通がいいという病」という本(右の図書館参照)もうつ病の方にはお勧めです。
ぜひ読んでほしいと思います)

この記事で指摘している「他人からの評判を気にする神経症性、表面的な人間関係にとらわれたり孤独を恐れたりして群れようとする傾向」が、その時の自分にピッタリ当てはまったように思えました。
復職直後は「そのとおりだ!」と思えていた事なのですが、今月から仕事が本格化し成果主義の見本のようなリーダーと仕事をしたり、皆との会話に同調できなくて孤独を感じたりするうちに、自分を見失いつつあったように思います。

この記事を読み返した瞬間、心のモヤモヤがすっと晴れたような気分でした。
おかげで翌日の金曜日は朝から調子が良かったように思います。

来週はどうなるかわかりませんが、いま思うことは、意見や行動を他人に合わせる(自分を持っていない)八方美人よりも、仮に間違っていてもズゲズゲとものを言う奴の方が強いということです。

たとえ上司の命令でも自分の心が納得していない状態で従っていると、どこかで不安を抱えているのだと思います。
本音は解りませんが、皆が麻痺しているか仮面を被って仕事をしているのだと思うのです。
その証拠に「なぜそうなの?」と本質を突くと答えられなかったり、感情的に怒ったりします。

正面から喧嘩するつもりは有りませんが、降参して他人に合わせてしまわないようにしたいものです。
「そうしないと駄目なんだ」と思うと苦しくなりますが、心では愚痴りながら程々に媚らずにやって行きたいです。

2010年4月19日月曜日

調子が悪いです

一人前の仕事を与えられて約3週間が経過しました。
最初は全く問題なかったのですが、先週から調子を崩しています。
先週の水曜日から早朝5:30にピタリと目が覚めてしまい、そのあととても眠れそうな感じがしません。
早朝覚醒というやつでしょうか?
まだ5:30なので少なめですが睡眠時間が確保されているのが救いです。
今日も午前中はしんどい状態が続いていました。落ち着かずイライラしている状態です。

きっかけは自分でもハッキリしません。
2つの仕事を掛け持ちで行っているのですが、両方とも上司が口うるさく理想を掲げるのにウンザリしているくらいです。
一方の仕事は取引先の担当者が我々に好意的でなく、メンバー一同どうしたものかと悩ましい状況が続いています。
いずれも、私が足を引っ張ったり向きになって口論したわけでもありません。
多少自分の意見を言いましたが、どちらかといえば受身の状態です。

ただ見通しがつかないことは共通しています。
そこに不安や苛立ちの原因が有るのかも知れません。

自分が役に立っているのか?という不安もあります。
ただ、これに関しては私の悪い妄想のようです。
今日一日、周りのメンバーは普通に接してくれていますし、私の意見も尊重してくれます。

いずれにしても、今回は復職後に初めて訪れた波なのでしょう。
これを自滅することなく自分で乗り越えなければなりません。
自分の価値観は自分がしっかり認めてあげること。
自滅せずに一つ一つ乗り越えていけば、きっと「不動心」を得られるのだと思います。

2010年3月29日月曜日

やっと仕事できそうです

1月中旬に復職してから約1ヶ月間はドキュメント作成の仕事がありましたが、その後1ヶ月以上仕事の無い状態が続いていました。
正直なところ、不安で少々落ち込むこともありました。

仕事を与えられるのを待っていても、当分その機会は無いだろうと思い、先日あるソフトウェアを評価する仕事の募集が有ったので、応募してみました。
2ヶ月程度調査した後、評価の結果がよければ社内で積極的に利用して行こうというものです。
間接業務なので、直接利益には貢献できませんが、まったく仕事が無い状態よりマシだと思ったわけです。

応募者が少なかったこともあり、今週から私を含めた数名で行うことになりました。

やっとまともな会社生活が過ごせると思っていた矢先に、もう1つ別の仕事が舞い込んで来ました。
ある取引先のプロジェクトで、会社本来の直接業務の(稼ぎに直接貢献できる)仕事です。
現在社内の多くのプロジェクトはハードワークのものが多いのですが、この仕事はいまのところそういう状態ではありません。
条件が良いのです。
また森八のキャリアを買われてのアサインのようですので、断るわけにも行きません(もちろん休職前のキャリアですが)。
最初の節目は3ヵ月後ですが、そこでの結果が悪くなければ年内一杯続きそうな仕事です。

というわけで、2つの仕事を兼任することになり、一人前以上の仕事をすることになりました。

「窮すれば通ず」でしょうか。
諦めて開き直ると、活路が開けてきます。
思えば、うつ病から回復するきっかけもそうでした。

今週から忙しくなってきそうです。
こういう時こそ、焦らず、マイペースを心がけます。

2010年3月9日火曜日

期待しない

「期待しない」少し醒めた感じがしますが、そう心がけるととても気持ちが楽になります。
これも今年になって気をつけていることです。

他人からの評価を期待しない。
やさしい気配りを期待しない。
おいしい家庭料理を期待しない。
心地よい職場環境を期待しない。
高い生活水準を期待しない。

イライラしたり、憂鬱になったとき、冷静に考えると何かを期待している状態であることに気づきます。

他人は他人、自分は自分の価値観や生き方が有るので、他人と関わって行く以上期待通りに行かないことはあって当然。
最初はそれでも歯痒い気持ちが消えませんでしたが、すこし慣れてきました。

「期待しない」。
「求めない」と言い換えても良いと思います。
そう考えると当然ですが失望することもありません。

衣食住、生きていくために必要なものは沢山あります。
何も求めないで生きていくことは出来ませんが、求めすぎるとストレスに繋がってきますね。

「吾唯足知(われただたるをしる)」京都の竜安寺で有名な言葉で、簡単には「私は今の私で十分満ち足りている」という意味で「足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送ることが出来る」ということだそうです。

「求めない」、自分にも、他人にも。
そうありたいです。

2010年3月3日水曜日

暇が続いています

2月の中旬まではドキュメント作成の仕事があり、仲間と一緒に楽しくやっていましたが、その仕事も終わってしまい半月ほど暇な会社生活が続いています。

私の会社もご多分に漏れず不景気の煽りを受け、受注に恵まれず社内の空気も殺伐とした感じです。
仕事が無いのは私の責任ではないのですが、暇にしているのはどうも居心地の悪いものです。

以前のような焦りはありませんが、暇が長期化すると給与査定にも響いて来るのは困ったものです。
自分の能力が劣っているとは思いませんが、やはりうつ病で休職していたという理由から扱いにくいと思われているのでは?と想像してしまいます。

先日主治医に「順調すぎて飛ばしすぎることの無いように」と言われましたが、心配には及びそうにありません。

まあ気にしても仕方の無いことですね。
のんびりしようと思います。

この御時世に出社するだけで給与が貰えるのは有り難い事です。

2010年2月21日日曜日

産業医面談

金曜日に産業医面談を行いました。

復職後2ヶ月間は制限勤務(残業、休日出勤、出張無し)という産業医の指示でしたが、
復職して一ヶ月目に面談してこの条件を延長するか短縮するかを調整することになっていました。

一ヶ月間体調も良く出勤することに関しては自信がついてきた。
ただ仕事らしい仕事はしていないため、その点に関しては不安であると伝えました。

そして制限勤務に関しては、解除してほしいと伝えました。
理由は2つあって、1つは体調がよいこと(しばらくは負担の少ない今の状態が続くという予想もありました)。
もつ1つは、勤務時間が短いために給料を3割ほどカットされています。
この点に関しては最初は当分仕事が無いだろうから仕方が無いという思いと、復職したばかりで異議を申し出にくかったことから受け入れていましたが、やはり納得が行かない思いでした。
負担が少ないとはいえ、今の仕事では皆と同じように働けていると思うからです。

この申し出はすんなり受け入れられました。
状態が悪くない限り、本人が申し出れば受け入れられるようです。

最後に産業医から「復職が順調な様子ですが、何が良かったとおもいますか?」という質問を受けました。
「医者もこういう事が聞きたいのだな」と思いました。
カウンセリングとリフレックスという薬が効いたことは、前回の面談で話していたので、
「それに加えて言うなら、自分が納得行くまで休職できたこと」を伝えました。
焦る気持ちや人事部長からの退職勧奨などアゲンストな状態でしたが、貫けたことが一番良かったのかも知れません

そのあと産業医が「私の役目はこれで終わりです」と言って握手を求めて来ました。
面白い産業医です。

しかしホントに制限勤務を解除して良かったのかな?
給料は少ないとはいえ、楽な条件のままのほうが良かったかも知れない。
そんな迷いは有りますが、いまさら考えても仕方の無いことです。
無理せず、ゆっくり行きたいと思います。

2010年2月15日月曜日

挫折

オリンピックで4位に終わったモーグルの上村愛子さんのブログを見ました。

挫折と言ったら失礼でしょうか。
「なんで、結果は残せないんだろう」
「答えのない答えは考えないほうがいいのか。もしくは、開き直ったら楽になれるのか」
そんな言葉が続きます。

私もうつ病で長期間休職したことは、挫折の1つだったと思います。
それまでの社会人人生は、どちらかといえば順風満帆で会社の中でもエリートコースにある一人だったと思います。
それがうつ病で一年以上休職して会社からは退職勧奨される扱い。
復職しても、どこかよそよそしい視線を感じます。

上村愛子さんと並べて話をするのも変ですが、彼女のブログを見てそんな自分のことを想いました。
そして彼女のブログのとおり「現実を受け止めてまた歩いていく」それしかないと。

自分の場合ではなかなか切り替えが出来ませんが、他人の場合は「悩んでいても仕方ないじゃん」と
他に選択肢が無いほどに思えるから不思議です。

一流のアスリートはメンタル面も一流ですね。
不動の人気を博している選手にはドラマがつき物だと思います。
挫折は一流の条件なのかも知れません。

2010年2月10日水曜日

誰にでもあること

もうすぐ復職して一ヶ月になります。
おかげさまで無事に過ごせています。

ですが時々「これはうつの前兆ではないか」と思うこともあります。
集中できないとき、妙に緊張したとき、昨日より体調が悪いなと思うとき。。。。

そういう時「これは誰にでもあること」と考えると妙に落ち着きます。
誰にだって集中できない時や雑念が邪魔するときがあるし、苦手な人の前では緊張するものだし、体調の悪い日もある。
不安の無い人も居ないと思います。
個人差はあると思いますが、私の場合は健康なときでもあることです。
なので自分にとっては異常では無い訳です。この性格ですから。

体を大切にする心がけは必要ですが、何でも再発の前兆と結びつけるのは逆効果ですね。

2010年1月31日日曜日

復職して半月経過しました

復職初日の記事を掲載してから半月が経過しました。
調子に大きな変化は無く予想より順調に過ごせていると思います。

半月の間を振り返って、良かったことと悪かったこと(残念なこと)を書いてみようと思います。

●良かったこと
予想通り仕事を与えられない日々が続きましたが、席の近くに同じ立場で以前から仲の良い友人が居ました。
そのAさんは昨年の仕事で上司に悪い印象を与えてしまい、減給されたそうです。
私も経緯は違いますが、私もこれまでの勝ち組コースから反れてしまったという意味でAさんとは妙に話が合います。
一緒にお昼ご飯を食べたり、飲みにも何度か行きました。
Aさんが居なければ、出社して一言も喋らないまま帰宅する生活になっていたかも知れません。
その他、何人かの友人も温かく(普通に)接してくれます。
これは元の会社に復職して良かったなと思えることです。

もうひとつ良かったことは、2週間ほど何の指示も無く放置された後に、あるドキュメント作成の仕事が与えられました。
上司が仕事を探してくれたのではなく、以前仕事を一緒にしたことがある後輩が、暇そうな私を誘ってくれました。
期間は一ヶ月程で数名のチームで行う仕事ですが、私の専門分野の経験も活かせそうだしハードルも高くないので、復職一発目の仕事には丁度良いと思います。
最初の打ち合わせで「私はいま故障者リストに入っているので、18時までしか仕事ができない」と告げると、快く承諾してくれました。
これも人脈のある元の会社に戻って良かったと思えることです。


●悪かったこと・残念なこと
復職二日目に上司と面談をしました。復職初日に挨拶をして無愛想だったあの上司です。
面談は一対一で行われました。彼は終始偉そうというか私を見下した態度です。
「休職中は何してたの?」
「読書や調子の良いときは散歩や家事をしていました」
「ふーん」
こんな会話の後、私の処遇についての話題に移りました。これが本題だったのでしょう。
「森八さんは一年以上休んでいた。復職して以前のままの役職にするという考えもあるが、その役職に森八さんが戻るとバランスが悪い」
と言われました。
役職は下げて貰ったほうがやり易いだろうと思っていましたが、上司の態度に嫌悪感を覚えました。
高飛車な言い方と、私の意見を聞こうともしません。
もともと降格は覚悟していたし、彼のために仕事をしたいとも思いませんので、これ以上彼に腹を立てるのは辞めました。
彼にペースを乱されるのも馬鹿馬鹿しいですし。。。。

他にも彼と同じような態度の人はいますね。
ですが、やり過ごすのが一番のように思います。
彼との面談の後、正直2,3日は思い出す度に気分の悪い思いをしましたが、やはりやり過ごすのが一番です。
そう思わせておこうと思いました。


良いこと、悪いことはこんな感じです。
とにかく、周りにペースを乱されないこと、自分で勝手に完璧を求めたり罪悪感や劣等感を育てて自滅しないこと。
これに注意して過ごすようにしています。

2010年1月20日水曜日

復職しました-復職初日の出来事-

安定剤を飲んで気持ちが落ち着いたのは、プラセボ効果かも知れません。
とにかくこの機を逃さず復職の不安は考えないように心掛けました。
不安が頭をよぎると「会社に行くだけなら何とかなる。行って駄目ならその時考えよう」と言い聞かせ、そこで大きく深呼吸して雑念を振り払うようにしました。

復職の前日は"元気"ではありませんが、それほど落ち込みも無く過ごせました。
翌日は10時から人事部長と面談です。
早めに就寝したせいか、緊張のせいか、目覚ましが鳴る前に目が覚めました。
そわそわした気持ちで支度を整え、余った時間はタバコを吸い続けました。

会社に着いたのは10時少し前、ダイヤの乱れで予定していた電車に乗れませんでしたが、開き直っていたのか落ち着いて会社に到着でしました。

休職中に退職をしつこく勧めてきた苦手な人事部長でしたが、嫌味を言われる事も無く事務的に進行しました。
面談の内容は、
・休職前の処遇で当面の勤務時間は9:30~18:00とするが、その場合所定の勤務時間に満たないのでその分給与を減額する。
・産業医面談を実施して、軽減勤務の制約が無くなれば裁量労働制となり減額は無くなる。
というものでした。
少し疑問に思う事もありましたが、労働上の制約がついているし、当面仕事も無いでしょうからこの件を承諾しました。

人事面談の後、人事部長に連れられてオフィスの執務エリアへ向かいました。
休職中「二度と戻る事はないかも知れない」と思っていた緊張する場所です。
休職直前の嫌なイメージのまま時間が止まっていた空間。

人事部長に連れられるまま通用口のドアを開けると、ちょうど休職前に仕事をしていた上司が2名話をしているところでした。この2名は人として尊敬は出来ないが、そういう立ち振る舞い方をしないとこの会社で生き残っていけないのかな?と考えさせられる二人です。

「長い間ご迷惑をおかけしました」そう言って近づくと相手は戸惑った様子で「その辺の席に適当に座って」「以前の荷物は○○さんのところに行けば有るから」。。。。。

以上!
なんと事務的なもだろう。そう思いましたがあまり話もしたく無いので"その辺"に座りました。
そこは不景気や仕事の切れ目で当座の仕事が無い人たちが一時的に集められる場所です。
当分この場所が指定席になりそうです。

復職初日は人事面談の後、ほとんどこの席で時間を潰しました。
何人かと話はしましたが、相手が遠慮しているのか戸惑っているのか長い話にはなりません。
「ご無沙汰です」とか「ご心配おかけしました」とかで済んでしまいます。
こちらとしても、その方が楽なので有り難かったです。

復職初日はそうして18時を迎えて退社しました。

休職中の苦しみを考えると上出来でした。
一日を通して調子が悪くなる事もなかった。
とにかく出社できたし、問題なく初日を終えられたのだから。

2010年1月16日土曜日

復職しました-復職前の不安-

随分と更新が滞りましたが、1/13に復職を果たして何とか無事第一週が終了してホッとしているところです。

13日という日付は人事側の都合で決まりました。
社内手続き上、産業医面談の後は人事部長と面談をして、最終的に会社が復職を許可する手順です。
この人事部長との面談の日程が13日になったという事です。

復職の1週間前ぐらいから調子が下降して来ました。
緊張と不安から復職の悪いイメージが頭から離れません。
タバコの量が増え、イライラして胃の調子も悪くなってきました。
「またうつ状態に戻ってしまったのか?」そんな思いが頭をよぎります。

なんとか打開したいと思い森田療法の本を読み始めました。
「誰しもが不安を抱えながら生きている」
「怖いと感じるのは自然な事、そのことにとらわれていると不安はますます強くなる」
そんな事を再認識して自分をなんとか落ち着かせようとしましたが、調子は戻りません。
森田療法に「恐怖突入」という治療法があります。
どんなに不安でも、その不安に向かっていけば不安は克服されるという考え方です。
「体調が悪くてもとにかく出社してみよう。そうすれば調子が良くなるかもしれない」
早く復職日が来て欲しい。でも復職は怖い。不安と緊張は消えません。

そんななか、駄目もとで抗不安薬のユーパンを飲んでみました。
半年ほど前、まだうつ状態が続いていた頃に処方されたのですが、効果が無かったので余っていた薬です。
そうすると、不思議な事に気分が落ち着いてきました。
「これなら出社できそうだ」そう思えたのが復職日の2日前のことです。

記事が長くなりました。
続きは次回。

2010年1月3日日曜日

大吉

あけましておめでとうございます。

例年通り、実家の近所の神社で初詣をしておみくじを引きました。
昨年は末吉だったと記憶しています。
今年は大吉でした。

おみくじ自体あまり気にしない性格なのですが、今年は大吉。
現金なもので、げんを担ぎたくなります。

おみくじをじっくり読むと興味深いことが書かれていました。


運勢:「一時はあぶないが再生しやがて、安心できる運です。なにごとにも正直に他人をうらまず仕事にはげむことです」

教え:「過ちを言い訳する心が過ちをくりかえすことになる」

病気:「重くはありません。なおります」

背筋が伸びる思いです。
良い年にしたいものです。

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