2010年4月24日土曜日

復活?

辛かった今週を乗り切ることができました。

月曜からしんどい状態が続き、水曜日に持ち直したと思えたのですが、木曜日は最悪でした。
それが嘘のように金曜日は朝から好調でした。

今朝も早起きしてしまいましたが、睡眠不足でも5時間程は寝ているせいか、日中眠くなることは無いので気にしないことにしました。

それにしても、今日の好調はやや手ごたえを感じています。
きっかけは木曜の帰りの電車で読んだこの記事です。

金銭・名誉・出世などへのこだわり、他人からの評判を気にする神経症性、表面的な人間関係にとらわれたり孤独を恐れたりして群れようとする傾向、無批判な組織への忠誠心、成果主義に振り回されて効率を追い求める非人間的環境、等々への疑いや幻滅が次第に明瞭になり、そこから離脱したまったく別種の価値が見出されるようになっていくのです。
<中略>
つまり「うつ」は、現代における重要な覚醒の契機の一つと見ることができるのです。


これは、私が休職中に読んで回復の手がかりを掴んだ連載の抜粋で、携帯電話のメモ帳に書き写していたものです。
(この筆者である泉谷先生の「普通がいいという病」という本(右の図書館参照)もうつ病の方にはお勧めです。
ぜひ読んでほしいと思います)

この記事で指摘している「他人からの評判を気にする神経症性、表面的な人間関係にとらわれたり孤独を恐れたりして群れようとする傾向」が、その時の自分にピッタリ当てはまったように思えました。
復職直後は「そのとおりだ!」と思えていた事なのですが、今月から仕事が本格化し成果主義の見本のようなリーダーと仕事をしたり、皆との会話に同調できなくて孤独を感じたりするうちに、自分を見失いつつあったように思います。

この記事を読み返した瞬間、心のモヤモヤがすっと晴れたような気分でした。
おかげで翌日の金曜日は朝から調子が良かったように思います。

来週はどうなるかわかりませんが、いま思うことは、意見や行動を他人に合わせる(自分を持っていない)八方美人よりも、仮に間違っていてもズゲズゲとものを言う奴の方が強いということです。

たとえ上司の命令でも自分の心が納得していない状態で従っていると、どこかで不安を抱えているのだと思います。
本音は解りませんが、皆が麻痺しているか仮面を被って仕事をしているのだと思うのです。
その証拠に「なぜそうなの?」と本質を突くと答えられなかったり、感情的に怒ったりします。

正面から喧嘩するつもりは有りませんが、降参して他人に合わせてしまわないようにしたいものです。
「そうしないと駄目なんだ」と思うと苦しくなりますが、心では愚痴りながら程々に媚らずにやって行きたいです。

2 件のコメント:

  1. 好、不調の波は必ずあります。

    自分のことなのに自分でコントロール出来ない歯がゆさ。

    理屈ではわかっているのに、いうことを聞いてくれない感情。

    たとえ不調に陥っても、その時はどう過ごせばいいのか、対応策を考えておくと、いいかもしれませんね。
    ちなみに私は不調の波が襲ってきた時はひたすらじっとしています。
    何もしません。仕事もしません。嵐が過ぎるのを待つようにひたすらじっとしています。

    そして調子のいい時は、残業してでも仕事を進めています。

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  2. 匿名さん
    >たとえ不調に陥っても、その時はどう過ごせばいいのか、対応策を考えておくと、いいかもしれませんね。
    その通りですね。
    私も何もしないか、逆に何か別のことを始めて気分を切り替えるようにしています。

    ですが今回のような波は必ず原因があると思うのです。
    何か無理している状態だと思い原因を探してしまいます。

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