著者の姜尚中さんは、過去に軽いうつ状態になったことがあるそうで、その親近感と題名に惹かれて読みました。
うつ病になって暫くは、解決できない悩みに果敢に立ち向かい、悩み倒して落としどころを見つけていくことの先に出口があると考えていました。
しかしそれはキツイ作業で、悩む時間が長いほど体調も悪くなりました。
そんな理由と「マインドフルネス認知療法」という本の出会いから、同じことで何度も悩むことを止めるようにしていました。
悩むことを意識的に止めたことと、リフレックスなどのおかげで最近の体調の良さがあるように思っています。
そんな中、この「悩む力」と言う本は、悩むことを肯定しています。
「自分は何のために生きているのか」「仕事は何のためにするのか」などは、簡単に答えがみつからない問いだと思いますが、それらに真剣に考えてその意味を確信することが生きる力になると。
この本を読んで、体調が良くなってきたいま、もう一度悩んでみようかと思いました。
著者も言うように、生きる意味を確信できれば新境地が開け、うつにならないと思います。
リハビリが必要なので、身近な小さな悩みからはじめて、体調をケアしながら進めようと思います。
こんにちは。
返信削除参考になる本、またご紹介いただいてありがとうございます。
姜尚中さんがうつになったことがあるとは聞いたことがありましたが、著書もお書きになっていたんですね。
悩む力。私も少しずつ。読んでみようと思います。
でじょだーじょさん、こんばんは。
返信削除アマゾンでは中古が1円+送料で出品されていますよ。
図書館では予約が多かったので新品を購入したのですが、後悔しています。